読みたいメールが探せないときは
いつでも自分のメールが利用できる便利なGmail。クラウドに保存されるため、日常的にメールの整理を行っている方はあまり多くないのかも知れません(保存できるドライブ容量には限りがあるので、こまめに整理したほうがいいのですが、、、)。
受信トレイにある大量のメールの中から自分が利用したいメールを探すのもちょっと大変です。
そんな時に役に立つのがGmailの検索機能。うまく使いこなせば、読みたいメールを簡単に見つけることができます。
Gmailの検索機能
パソコンでGmailを開くと、上部にネット検索のような「検索窓」が配置されています。

スマートフォンのGmailアプリの上部にも、同じように「検索窓」が配置されています。

この検索窓に、自分が探したいメールの情報や検索の条件などを入力してメールを探し出すことができます。
まずはキーワード検索
一番簡単なメール検索の方法として、「キーワード検索」があります。
検索窓に相手の名前やメールの件名などのキーワードを入力して検索してみましょう。
検索結果を絞り込む場合
以下の機能はパソコン版(ブラウザ版)Gmail、Android版Gmailアプリでの内容になります。
(iOS版のGmailアプリでは使用できません 2024.06.06現在)
パソコンの場合、検索窓の右側にあるボタンから様々な条件を指定してメールを検索できます。

Android版Gmailアプリの場合、検索窓にキーワードを入力する状態にすると、条件指定のための選択肢が表示されます。

メールを受信した期間や添付ファイルの有無など、さまざまな条件を指定してメールを絞り込み検索できます。
検索窓で使える便利な機能
特定の検索用キーワード(正しくは検索演算子、といいます)を入れると、メール検索がより便利になります。覚えておくと、先ほどの検索条件設定よりも早くメールを探し出せます。iOS版のGmailアプリでも使用できます。
is:unread (未読メールの検索)
検索窓に is:unread と入力して検索すると、未開封のメール一覧が取り出せます。
is:read (既読メールの検索)
すでに開封済みのメールのみを検索する場合は検索窓に is:read と入力して検索します。
from: (送信者で検索)
from: の後に送信者名を入力すると、送信者を指定してメールを抽出できます。
例) from:田中
to: (受信者で検索)
to:のあとに受信者名を入力して、受信者をもとにメールを抽出できます。
例) to:山崎
subject: (件名で検索)
件名に含まれるキーワードを指定します。(subject:で指定しないでキーワードだけで検索すると、メールの本文も検索対象となります)
OR (どちらかに一致するメールを検索)
複数の条件を指定して、どちらかに一致するメールを抽出できます。
例)田中さんか山崎さんのどちらかわからないが送信者で検索する場合
from:田中 or from:山崎
AND (どちらの条件も満たすメールを検索)
複数の条件を指定して、どちらにも一致するメールを抽出します。
例)田中さんからのゴルフのお誘いのメールを探す場合
from:田中 and subject:ゴルフ
例)山崎さんから来たメールのうち、未開封のもの
from:山崎 and is:unread
期間の指定に関するもの
指定した期間に送信されたメールを検索する際に使用します。日付と併せて入力します。
例)2024年2月1日以降に受信したメールを検索する
after:2024/02/01
例)2022年12月31日以前に受信したメールを検索する(古いメールを削除する際に便利です)
before:2022/12/31
ほかにも様々な条件指定の方法があるのですが、日常的に使用するのは上記のものがほとんどです。
ご紹介したもの以外の検索演算子はGoogleのヘルプ記事(https://support.google.com/mail/answer/7190?hl=ja)を参照してください。
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